【新築 我が家のコストダウン法】スペースと間取りを見直すだけでも数百万のコストダウン
新築時のコストダウン法
以前、ブログで書いたように我が家は予算を大幅にオーバーしました。
コスト削減しなくてはと、その方法をまとめたのがこちらの記事でした。
miyagi-house-kosodate.hatenablog.com
それから、時間は2ヶ月ほど過ぎまして、なんとかコストダウンに成功しました。
上記の記事でもまとめましたが、家を建てる際のコストダウン法としては以下があるようです。
- 総2階にする
- 坪数を減らす(吹き抜けもなくす)
- バルコニーを減らす/なくす
- 建具を減らす(ドアなど。クローゼットのドア、寝室に面したWICのドアを省く)
- 間仕切りを減らす・部屋を減らす(壁を減らす)
- 屋根はシンプルに。勾配は緩くする
- オプションを減らす(キッチン、風呂、洗面台などのグレードを下げる)
- 仕様を下げる(断熱、気密)
『1−6までは、積極的に取り入れて考慮すべき項目で、
7:キッチンや風呂のグレードを落とす
8:断熱、気密などの性能を落とす
というのは最終的に、どうにもならない場合に行う苦肉の策のようです。』
* 総2階にすると家の凹凸がなくなるので、壁の面積を減らすことができ、また大工さんの手間も減ります。
**「坪数を減らす」というのは「延べ床面積」ではなく「施工面積」です。故に、吹き抜けも「施工面積に入ってきます。」
(別の話になってしまいますが、いわゆる「坪単価」もどの面積を言っているのか、ハウスメーカーで違いますので、ご注意ください。)
もはや、
『風呂やキッチンを安くして、家の仕様も落としてコストを下げないといけない』
かと思われた我が家ですが、まだまだコストダウンする方法がありました。
間取りを変えて、施工面積を小さくしてコストダウンした
間取りを変更して、施工面積を小さくしました。
結果的にここが一番大きなコストダウンになりました。
一度、間取りを決めて、見積もりをいただくとなんだか
「もう間取りは決まった!」
「ここのスペースで〇〇して、ここでは★★して過ごそう!」
みたいな感じになってしまい、
「間取りは変えたくない!」
となってしまうのですが、一旦、熱を冷ましましょう。
「ここのスペース本当に要りますか?」
と夫婦で問いかけ合いましょう。
きっと要らないスペース、間取りがあるはずです。
もう少し小さくすること、コンパクトにすることが可能だと思います。
無駄なスペースがあると家が広く、ゆったりと感じられるのだとは思いますが、
私たちは2階に予定していた、吹き抜けに面したフリースペースという約6畳ほどのスペース(今思えば贅沢ですね。。)をなくして、そこへ小屋裏高の収納を設けました。
これで、約3坪ほど施工面積を減らすことができました。
その他、無駄に広かった脱衣所、洗面所も小さくして1.5坪小さくし、出来るだけ広く建築するために凸凹になっていた部分もまっすぐにして合計、5坪くらいは施工面積を減らすことができました。
5坪減らすことの効果は大きく、坪単価80万円とすると、
400万円分のコストダウンになります。
建具を減らした
あとは大きなコストダウンではないのですが、要らない部分のドアはなくして建具をへらしました。
これは数万円程度です。
やっぱり、キッチンとお風呂は少し安いものにした
当初予定していたキッチンが高過ぎでした。
(そして、私からすれば、どこにそんなにお金がかかっているのかがわからない)
キッチンは結果的にコストダウンが可能でした。
天板を変えるだけで数十万円安くなり、さらに、キッチンの前面を隠すような設計に変えて、キッチンの化粧板のグレードを落としました。
お風呂もデザイン性は捨て、機能性だけを追求しました。
詳細はこちらの記事で紹介しています。
miyagi-house-kosodate.hatenablog.com
ちょっと申し訳ないのですが、タカラさんはグレードを上げてもデザインは良くならないので、デザインは捨てました。標準で選べるお風呂パネルのみにしています。
間取りやスペース、建具、デザインなどをもう一度よく見直すことで数百万円のコストダウンは可能
我が家の場合、
間取りとスペース
建具
キッチン、お風呂のデザイン
を見直すことによって数百万円のコストダウンができました。
「どうせ作るならカッコイイ家が欲しい、少しでもグレードが高いものを入れたい!」
という気持ちは誰でもあると思います。
そこを見直して、本当に必要なものは何なのか、お金をかけたいところはどこなのかを考えてみると良いと思います。
〇〇要りますか?と自問する
この風呂パネル要りますか?
このスペース要りますか?
と自問してみると、意外にも「いらないんじゃないか!」と気づくことが多かったです。
当たり前のようについているドアなどの建具も要るかどうか見直してみることがコストダウンを考えるときには大事かなと思いました。
この記事がこれから家作りを行う方の役に立てれば幸いです。