【新築のお風呂 お風呂掃除の楽さで選ぶ】TOTOかタカラか、Panasonicか、、、
家を新築するに当たって、間取りやデザインなどの家の中のことは妻がほとんど決めています。(決めてくれています?)
そんな中でも、私が決定権を持つことが許された分野がお風呂です。
お風呂時間を大事にしている人は多いのではないかと思いますが、妻はあまりそうではないようで、お風呂時間が好きな私に決定権を譲ってくれました。
我が家でのお風呂選びのポイントは『掃除のしやすさ』です。
YouTubeやネットで調べて、以下の3社がいいかなと絞りました。
他にもユニットバスを取り扱っているメーカーさんはありますが、たくさん見てもキリがないので、上記3社に絞りました。
新築時のお風呂選び
TOTO 自動浴槽洗浄、自動床洗浄が魅力
言わずと知れた大手メーカーです。トイレもいいですが、お風呂も頑張っています。
2つのタイプを取り扱っています。
- サザナ
- シンラ
シンラが高グレードのタイプになります。
魅力
TOTOの魅力は
「自動浴槽洗浄」、「床ワイパー洗浄」
でした。
自動浴槽洗浄、床ワイパー洗浄を使えば、
手洗いのお風呂掃除は2週間に1回でオッケーというものです。
めっちゃ家事楽になりますよね。ほぼお風呂掃除いらなくなるんです。
自動浴槽洗浄は、ノーリツさんの製品のようで、TOTOさんの他、トクラスさんなどでも導入されています。
フタを閉めて、ボタンを押せば自動で洗浄してくれるという製品です。
床ワイパー洗浄(こちらはTOTOさんのオリジナル商品です)が、水道水から生成した除菌水(次亜塩素酸)を床に満遍なく噴霧するという機能で、床〜壁の立ち上がり部分の汚れを落としてくれます。
めっちゃ素晴らしい。。。
感動しました。
これで人類はお風呂掃除から解放されるんだと。。。
そして、人造大理石も綺麗です。
他の人造大理石のお風呂と比べても、TOTOさんの人造大理石は一味違くて、輝きがあります。
作り方が違うんですかね〜。
素直にTOTO、すげぇなって思いました。
問題点
問題点がいくつかあります。
- 上級モデルのシンラを選択すると「肩楽湯」の頭置きパッドがもれなくついてきてしまう。
- サザナはバスタブの選択種が少なく、入り心地も個人的には微妙。。
- 自動浴槽洗浄機能も10年まで。
- 4地域以上では自動浴槽洗浄機能の採用は自己判断で!?(解決済みとなりました。)
1. 上級モデルのシンラを選択すると「肩楽湯」の頭置きパッドがもれなくついてきてしまう。
シンラには、「肩楽湯」という肩にお湯を自動でかけ流してくれる機能がついています。
私としては肩楽湯はあったらいいなぁという機能ではあるのですが、「掃除が大変!」と言われれば、それはそうです。余計な清掃箇所が増えてしまいます。
「家事楽」を家作りのテーマの一つに上げている我が家としては、泣く泣く肩楽湯は採用しないことにしました。
シンラの問題点はここからです。肩楽湯を選択しなくても、肩楽湯のお湯が出てくる部分の頭置きパッドが付いてきてしまうのです。
使わない機能なのに、余計なパッドがついてきたら掃除が面倒。。。
シンラは採用をやめよう。。。となりました。
2. サザナはバスタブの選択種が少なく、入り心地も個人的には微妙。。
では、サザナではどうかというと、自動浴槽洗浄はつけることができます。
しかし、選べる浴槽のタイプが少ないのです。
入り心地もショールームで確認しましたが、納得のいく入り心地ではなく、、、
あえて、これにしたいという感じではなくなってしまいました。
3. 自動浴槽洗浄機能も10年まで。
これは仕方のないことなのだと思います。
この自動洗浄機能部分は家電と同じで、10年は使用に耐えられるけど、それ以上はどれくらいまで使えるかわからないそうです。
まあ、家事が大変なのは、この10年なので、それ以降で壊れても元はとったと思えるかなぁと思いましたが、上記の浴槽問題で、TOTOさんは選択肢から外され気味に。
4. 4地域以上では自動浴槽洗浄機能の採用は自己判断で!?(解決済みとなりました。)
自動浴槽洗浄機能の配管が基礎の中を通るようで、水道管の凍結の可能性がある地域では基本的に設置できないことになっているようです。(そのため、モデルルームにも自動浴槽洗浄機能の展示はありませんでした。)
ただ、基礎の中が室内と同じ温度を保つことができる、基礎断熱を施工する住宅であれば問題ないとのことでした。
これは、工務店さんが別のお客さんで導入したい人がいて、直接TOTOの営業マンさんとお話ししたとのことでした。
ショールームでの話や、個人的に電話をかけても「自己責任で。」とだけ言われてしまいましたが、もし、寒冷地で導入をしたい場合には工務店さんにお願いして、TOTOさんと直接お話ししてもらうのが良いと思います。
TOTO まとめ
各種自動洗浄は画期的です。ぜひ使ってみたいです。
でも、シンラの浴槽は掃除が面倒な気がします。
サザナの浴槽は入り心地が合いませんでした。
シンラの浴槽で、頭パッドがないものが選べたらTOTOで決まりでした。
タカラスタンダード ホーロー浴槽、タイル床、ホーローパネルで掃除が楽
タカラスタンダードも大手水回りメーカーとして有名だと思います。
そのお風呂の特徴は、
ホーロー浴槽
タイル床
ホーローパネル
です。
タカラスタンダードはお風呂もいくつかの種類を取り扱っています。
人造大理石やFRPのお風呂もありますが、私が候補にあげたのは「鋳物ホーロー浴槽」です。
鋳物ホーロー浴槽、これはすごいです。
YouTubeでも見ることができますが、油性マジックのインクがシャワーで流すだけで落ちます。
(タカラの人造大理石の場合は、洗剤を吹きかけてシャワーで流せば落ちます)
さらに、保温効果も高く、お湯だけでなく、バスタブからも熱が身体に伝わるためポカポカ感が強いようです。
床のタイルやホーローパネル(壁)も同様で、シャワーで流すだけで汚れが落ちます。
タイル床は汚れたら、遠慮なくブラシでごしごしでOKです。
日々の掃除はシャワーで流すだけ。
手洗いは週末だけにできる。。。
一気に候補に上がりました。
問題点
タカラスタンダードさんには、非常に申し訳ないのですが、デザインがダサいのが問題点です。
シャワーやカランのデザイン、壁の色・デザイン、床のデザイン、どれも他メーカーと比べてひと昔前に感じます。
入り口をガラス張りにすることも、他メーカーではできるのにタカラスタンダードさんではできないようでした。
マンションなどの大口の注文が入るようなので、デザインがブラッシュアップされないのでしょうか。
もう少し頑張ってほしいです。
Panasonic デザインと機能のバランス型
家電で有名なPanasonicもキッチン、トイレ、お風呂といった水回り設備を取り扱っています。
家電メーカーだからでしょうか、Panasonicの商品はおしゃれ感がありました。
シャワーヘッドもたくさんの種類から選ぶことができます。
(多すぎて選ぶのに疲れそうです。)
お風呂のパネルも種類が多く、おしゃれな雰囲気にすることも可能そうです。
そして、入り口全面をガラスにすることも可能です。
おしゃれさで決めるならPanasonic一択になるくらい、良いと思いました。
一方、清掃性ですが、Panasonicは「すごピカ素材」なる自社開発製品を用いています。
(プラスチックをコーティングした素材と思います。)
このすごピカ素材を用いた浴槽の清掃性は、、、
「洗剤をかけて、500g重の力で擦るだけで汚れが落ちる」
というもの。
せめて、洗剤をかけてシャワーで流すだけだったら、、、と思わないところもなくはないですが、、
ややデザイン向きかと思いますが、デザインと清掃性のバランスはいいです。
もう少し、すごピカ素材が進化したら、、激ピカ素材が開発されたら、お風呂の筆頭になるかもしれません。
問題点
すごピカ素材の汚れ落ちがイマイチかなぁと。
ホーローまでいかずとも、人造大理石にはレベルには達して欲しいなと思います。
それでも、今使っているFRPのバスタブよりは汚れ落ちがいいんだろうなと思うと、欲張るのも良くないのかなぁと思ったりします。
最終的に我が家が選んだお風呂はタカラスタンダードのプレデンシア
最終的に我が家はタカラスタンダードの「プレデンシア」という、鋳物ホーローの浴槽タイプのお風呂にしました。
プレデンシアにすると、床も壁もグレードの高いものを選ぶことができるのですが、コストを抑えるために、グレードが高いものは選びませんでした。
(つまり、デザイン性は目をつむりました。。)
カウンター部分は汚れがつきにくいという、店員さんの説明に押されてクオォーツカウンターにしてしまいましたが、使い心地はいかがなものか。。
出来上がったら、また入り心地や問題点をまとめたいと思います。