お疲れ様です。
水槽を始めると、いろいろなレイアウトを楽しみたくなるものです。
水槽のレイアウトを考えるときに、
「赤い水草を植えたいなぁ」
と思う人も多いのではないでしょうか。
私もその一人です。
(上の写真の赤系水草は少なめですが、、、笑)
ですが、赤系の水草を植えようと思った時に問題になるのが、
「二酸化炭素添加の有無」
です。
一部、二酸化炭素の添加が不要となっている赤系水草もあります。
しかし、私が育てた印象にはなりますが、それらも二酸化炭素の添加がないと生育が悪く、赤色の発色が良くありませんでした。
とは言え、アクアリウム用の二酸化炭素添加装置、二酸化炭素ボンベはびっくりするくらい高価です。
本格的にアクアリウムをされている方は購入に迷いはないと思うのですが、私のような駆け出しの初心者にはなかなかハードルが高いものです。
じゃあ、どうすんの⁉️
ということで、いろいろな情報をネットで集めて自作してみました。
二酸化炭素添加装置を自作する
①準備物
準備するものは、
・炭酸飲料のペットボトル(500mL )とキャップ
・アクアリウム用のエアチューブ
・アクアリウム用の逆流防止弁
・アロンアルファ(接着剤)
・水 400mL
・砂糖 100g (上白糖じゃなくて、普通の白砂糖で大丈夫です。)
・イースト菌 1g
になります。(記事の最後に私が購入している商品をご紹介します。)
重要なのは、炭酸飲料のペットボトルを使用するということです。
「ペットボトル内で発酵を起こし、その副産物である二酸化炭素を利用する」
というのが、この装置の本質です。
そのため、ペットボトル内が二酸化炭素で満たされ、ボトル内の圧力が高くなります。
通常の(炭酸飲料でない)飲み物のペットボトルを使用すると、圧力に耐えきれず、ペットボトルが破裂するという、非常に危険な状況になり得ますので、必ず炭酸飲料のペットボトルを使用するようにしてください。
②ペットボトルのキャップにドライバーで穴をあける
ペットボトルのキャップにドライバーで穴をあけます。
プラスのドライバーをクルクル回せば容易に穴があきます。
できれば小さめのドライバーで穴をあけるのが良いと思います。
③ペットボトルのキャップに逆流防止弁をつけて、瞬間接着剤で隙間を埋める
先ほどキャップにあけた穴に逆流防止弁を取り付けます。
ポイントは、水槽の水がペットボトルへ逆流しないような向きで逆流防止弁を設置することです。
逆流防止弁をつけたら、キャップとの接続部の隙間へ瞬間接着剤をたらして隙間を埋めます。
(逆流防止弁を取り付けた状態でも密閉性を保つためです。)
④砂糖100gを水400mLをよく混ぜて、ペットボトルへ移す
計量カップに砂糖100gを入れ、水道水400mLを加えてよく混ぜます。
秤があれば、計量カップをのせた状態で、ゼロ合わせをして砂糖100gを測定し、おおよそ500gになるまで水を加えればオッケーです。
だいたい砂糖が溶けたら、ペットボトルへ砂糖水を移します。
*はじめからペットボトルへ砂糖100gをきれいに入れることができれば、それが良いと思うのですが、いかんせん、ペットボトルの口が狭いため、砂糖がきれいに入りません。
そのため、一旦、別の容器で砂糖水を作成してからペットボトルへ移しています。
⑤砂糖水へイースト菌を約1gふりかける
ペットボトル内の砂糖水へイースト菌を1g振りかけます。
1gとしていますが、おおよそ水面一面に広がる程度で良いと思います。
(私も計っていません。。。)
イースト菌を入れた後、ペットボトルを振ったりしない方が良いようです。
できるだけペットボトルは静置してください。
⑥エアチューブとCO2ディフューザー、ペットボトルを接続
CO2ディフューザーは予め水没させて置きましょう。
その後、エアチューブとCO2ディフューザーを接続します。
CO2ディフューザーを水槽のお好みの場所に固定します。
そして、エアチューブとペットボトルを接続すれば完成です。
⑦1時間程度で細かい二酸化炭素の気泡が出てきます。
室温にもよりますが、1時間程度でCO2ディフーザーから細かい気泡が出てきます。
どれくらい二酸化炭素が発生し続けるのか
イースト菌がブドウ糖を発酵させる過程で二酸化炭素が発生する仕組みを利用しています。
そのため、どの程度早く発酵が進むか(ブドウ糖が消費され尽くされてしまうか)によります。
個人的な感覚としては、
夏 2−3週間
冬 1−2ヶ月
という印象です。
気温が高いと、早く発酵が進んで、発生する二酸化炭素の量も多くなりますが、その分、二酸化炭素が出なくなるまでの時間も短くなります。
導入コスト1250円、維持コストは34円/月
CO2ディフューザー:750円(私が愛用しているアンビリーバブルの価格です。)
エアチューブ:31円(50cm)(10m:622円で計算しました。)
逆流防止弁:278円
炭酸飲料のペットボトル:150円
砂糖100g:25円(1kg:250円で計算しました。)
イースト菌1g:9円(30g:270円で計算しました。)
ざっくり合計しますと、
導入コストは1250円!
維持コストは砂糖水とイースト菌の交換ですので、だいたい1ヶ月ごとの交換を想定しますと、
1ヶ月で34円!!
これはかなりお財布に優しい二酸化炭素添加方法です!
まとめ
作成が簡単で、導入コストも維持コストも安価な発酵式二酸化炭素添加装置を自作する方法をご紹介しました。
二酸化炭素を添加すると水草の育成が早くなり、赤系の水草もしっかりと赤くなります。
発酵式二酸化炭素添加装置は作成が簡単で、コストもかからないので、お試しでやってみるということも可能と思います。
まずは一度、二酸化炭素の添加の効果を実感いただけたらと思います。
この記事が誰かのお役に立てたら幸いです。
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