3歳の息子がハマっているウルトラかいじゅう絵本
日本を代表するヒーローの一つ、ウルトラマン。
現在、映画「シン・ウルトラマン」も絶賛上映中です。
ストーリーにモヤモヤが残りましたが、ウルトラマンは大人が見てもかっこよく、映像も綺麗でした。
昔は、普通にテレビでやっていた(再放送?)ような気がするのですが、今は地上波はテレ東でしか見ることができません。
しかし、YouTubeで公式チャンネルがあって、ここ宮城県でもYouTubeで見ることができるのです!
何気なくYouTubeで検索したら出てきたウルトラマンを見始めてから、うちの息子二人がハマっています。
小学1年生の長男はそろそろ卒業か、、、という雰囲気も出てきましたが、先日の記事で頑張って保育園へ通っている様子をご紹介した次男は、今がまさにウルトラマンに夢中です。
miyagi-house-kosodate.hatenablog.com
そんなウルトラマンどっぷりの次男が好きな絵本の一つがこちらのウルトラかいじゅう絵本です。
ウルトラかいじゅう絵本とは
ウルトラマンを絵本にしたのではない
おもしろいことに、ウルトラマンの話を絵本にしたのではないのです。
「モロボシ・ダンがウルトラセブンに変身してペギラをやっつけました」
という生ぬるい話ではないんです。
なんと、ウルトラマンたちが、昔話の主人公になって、ウルトラマンの世界観で昔話を再現した内容になっています。
ウルトラマンの世界観の昔話
我が家にある絵本だと、
ちいさなレオのだいぼうけん
(一寸法師より)
ベリアルとくものいと
(クモの糸より)
走れ、ギンガ
(走れ、メロスより)
というウルトラマンたちを主役にして、設定もウルトラマン世界で昔話を再現してくれています。
大人から見ても、うまくまとめたなぁと感心してしまいます。
クモの糸では、悪のウルトラマンであるベリアルが地獄に落ちて、天国のウルトラマンキングが池から糸を垂らします。
ウルトラマンギンガは友人のウルトラマンビクトリーのために走ります。
ウルトラマンを知っていると、納得の設定です。
こういう本筋のストーリーの他に、絵本の中に登場してくる怪獣たちもお馴染みの怪獣たちで、怪獣を見つけては
「ゼットンいたよ!」
と喜んで教えてくれます。
そういう細かいところにも凝っている絵本なのです。
原作を知らない子供が勘違いしてしまう?
問題というほどのことでもないと言いますか、予想通りなんですが、原作を知らない純粋な次男は、
「本当にウルトラマンの話なんだ」
と思い込んでいます。
「ちいさなレオのだいぼうけん(一寸法師より)」を読んだ後に、本物の一寸法師を読んであげたところ、
「これ、レオの話に似てる〜!」
と。。。
うーん、、、違うんだけどなぁ。。。
と思いながら、次男の世界観を壊してしまうのもかわいそうで、
「似てるねぇ」
とあいづちを打ってしまう、ダメ親父になってます。
まあ、そのうち現実をわかってくれるんじゃないかと思っていますが。。
昔話以外にも子供が楽しく聴けるお話も
昔話以外にも色々なお話があります。
・ゴモラの栄養満点ご飯
・ピグモンのおつかい
などです。
好き嫌いしないで、何でもバランスよく食べないとゴモラみたいに強くなれないよ
とか
一人で街を歩く時は、こういう危険があるから気をつけてね、困ったらおまわりに聞くんだよ
とか
そういうことを教えてくれる絵本になっています。
ウルトラマンが好きな子供へ
一冊ごとの長さも、親が読んでいてちょうど良い長さです。
短過ぎず、長過ぎず。
長い絵本って、読む親が疲れちゃってついつい本棚にしまわれたままになってしまっていますが、この絵本シリーズはちょうど良い長さで完結しているので、それなりの頻度で読んであげられます。
ウルトラマンが好きな子供には楽しんでもらえる絵本だと思いますので、ぜひ一度手に取って見てみてください。