お疲れ様です。
先日、底面フィルターの魅力について語らせていただきました。
miyagi-house-kosodate.hatenablog.com
今回は、その続編ということで、底面フィルターを使用する際の底床材について書きたいと思います。
結論としては、溶岩砂がおすすめです!
底面フィルターの底床は溶岩砂がおすすめ
繰り返しになりますが、底面フィルターの底床には溶岩砂をおすすめします。
溶岩砂と「砂」の字がつきますが、実際には砂利です。
溶岩砂を底床にするメリットがいくつかありますので紹介します。
1.多孔質でバクテリアの住処になる
溶岩砂は多孔質で、表面にたくさんの凸凹、穴があいています。
「サブストラット」などの濾過材と同じ構造です。
これが水質を浄化するバクテリアの住処になって高い濾過力を生み出してくれます。
底面フィルターの高い濾過力を最大限に活かせる底床材が溶岩砂なのだと思います。
2.値段が高くない
多孔質ならば、「サブストラット」をはじめとした濾過材でもいいんじゃね?
と思うかもしれませんが、濾過材はお値段が高いです。
だいたい、5cmくらい敷くことを考えると水槽の大きさにもよりますが、まあまあなお値段になってしまいますよね。
溶岩砂も、大磯砂などと比較すると高めにはなってしまいますが、それでも濾過材を底床に敷き詰めるよりはずっと安上がりになります。
3.長く使用できる
底面フィルターの底床として、吸着系のソイルを使うという選択肢もあります。
見た目もいいので、ソイルもありだと思います。
ただ、ソイルはいずれ崩れてきて交換が必要になるようです。
(ソイルを使ったことがないので、見聞きした情報によると、、、)
底面フィルターを使用して、底床を交換するとなると、水槽のリセット並みの労力がかかるんじゃないか。。。
というのが私がソイルを避けた理由でした。
その点、溶岩砂なら、掃除もプロホースでガシガシ掃除できますし、基本的に多少削れることはあると思いますが、石なので長持ちします。
今のところ、1年半くらいですが、全く問題なしです。
4.黒くてカッコいい
溶岩砂は黒光するくらい黒くてカッコいいです。
黒い底床がお好みであれば、底面フィルターを使用していなくとも一考の余地はあるんじゃないかなと思います。
大磯砂も検討しましたが、溶岩砂にしたのは、「黒い底床」にしたかったからでした。
5.掃除も楽
掃除も楽です。
プロホースでガシガシやるだけでオッケーなので悩む必要なしです。
底面フィルター×溶岩砂のデメリットは?
デメリットはあるんでしょうか??
というほどデメリットは感じていません。
水草も大丈夫?
「底面フィルターだと根を張る植物はダメ」
とか
「ソイルじゃないと水草はダメ」
みたいな話もありますが、今のところ問題なく底面フィルターと溶岩砂の組み合わせで水草もレイアウトできています。
もちろん、本格的な水草水槽をやろうと思ったらソイルがいいと思いますし、二酸化炭素の調整などを考えると外部フィルターがいいのかもしれません。
しかし、メダカやエビを飼いつつ、なんとなく水草も植えたいなぁくらいの人であれば、底面フィルターで、底床が砂利(溶岩砂)でも問題ないです。
ちょっと無機質感があって飽きてくる?
欠点がほぼないと言える溶岩砂ですが、今のところ感じている欠点は、これです。
ゴツゴツした砂利で、黒一色なので、初めこそ「おぉ❗️カッコいい」となるのですが、時間が経つと無機質感があるので、飽きてきます。
底面フィルター自体が濾過力高めなので、底床材は大磯砂などの川底に近い素材の方が飽きにくいにかもしれません。
まとめ
底面フィルターと溶岩砂の組み合わせは、コストや掃除のしやすさ、濾過力が高くなることでの水質管理のしやすさなどからおすすめです。
欠点という欠点はなく、水草もレイアウト可能です。
少し無機質な感じになってしまうのが、欠点で、飽きやすくなってしまうかもしれません。
この記事が誰かのお役に立てれば幸いです。